投資
投資詐欺から身を守る方法|典型的な手口と対策
巧妙化する投資詐欺の手口を徹底解説。SNS詐欺、ポンジスキーム、情報商材詐欺など、典型的なパターンと見分け方、被害に遭った時の対処法を紹介します。
mfaq編集部
5 min read
# 投資詐欺から身を守る方法|典型的な手口と対策
投資への関心が高まる中、それに付け込む詐欺も増加しています。本記事では、典型的な投資詐欺の手口と、被害を防ぐための具体的な対策を解説します。
投資詐欺の現状と被害額
増加する投資詐欺被害
被害の実態
- 年間被害額:約450億円(2023年)
- 被害件数:約3万件
- 平均被害額:約150万円
- 20〜40代の被害が全体の60%を占める
なぜ投資詐欺に引っかかるのか
心理的な要因
- 欲望:簡単に儲かりたい
- 焦り:早く資産を増やしたい
- 不安:将来への経済的不安
- 無知:金融知識の不足
- 信頼:権威や実績に弱い
典型的な投資詐欺の手口
1. SNS・マッチングアプリ詐欺
手口の特徴
- 海外在住の投資家や実業家を装う
- 恋愛感情を利用して信頼関係を構築
- 暗号資産やFX投資を勧誘
- 偽の取引画面で利益が出ているように見せる
実際の流れ
- SNSで親密な関係を築く(1〜2ヶ月)
- 投資の成功体験を共有
- 「一緒に投資しよう」と誘う
- 最初は少額で利益を出させる
- 信用させて高額投資を促す
- 出金できなくなり連絡が取れなくなる
2. ポンジスキーム(自転車操業型)
手口の特徴
- 月利10%以上の高配当をうたう
- 新規投資家の資金を既存投資家への配当に充てる
- 紹介制度で被害者を加害者にする
- 最終的に資金ショートで破綻
見分けるポイント
- 異常に高い利回り(年利20%以上)
- 投資対象が不明確
- 「必ず儲かる」という断定的な表現
- 紹介料やボーナスが異常に高い
3. 情報商材・投資スクール詐欺
手口の特徴
- 「誰でも簡単に稼げる」をアピール
- 高額な教材やツールを販売
- セミナーで洗脳的な勧誘
- 成功者の体験談(多くは架空)で信用させる
料金体系の例
- 初級コース:30万円
- 中級コース:50万円
- 上級コース:100万円
- VIPコース:300万円
4. 未公開株・社債詐欺
(続きは準備中です)