住宅

住宅購入vs賃貸どっちが得?20代が知るべき判断基準と資金計画

持ち家と賃貸、どちらが経済的に有利なのか?20代が住宅選択で後悔しないための判断基準と、それぞれのメリット・デメリットを徹底比較します。

mfaq編集部
5 min read

永遠のテーマ「持ち家vs賃貸」20代はどう考えるべき?

「家賃を払い続けるのはもったいない」「住宅ローンは人生の重荷」──持ち家派と賃貸派の議論は尽きません。特に20代にとって、この選択は今後の人生設計を大きく左右する重要な決断です。

実は、どちらが得かは一概に言えません。年収、ライフスタイル、価値観、居住地域など、様々な要因によって最適解は変わります。この記事では、20代が住宅選択で考慮すべきポイントを、具体的な数字とともに解説します。

50年間の総支払額シミュレーション

まずは、具体的な数字で比較してみましょう。

ケース1:東京23区内(3LDK相当)

賃貸の場合

  • 家賃:月15万円
  • 更新料:2年ごとに家賃1ヶ月分
  • 50年間の総支払額:約9,450万円

購入の場合(4,000万円の物件):

  • 頭金:400万円(10%)
  • 借入額:3,600万円
  • 金利:年1.5%(固定)
  • 返済期間:35年
  • 月々返済:約11万円
  • 総返済額:約4,620万円
  • 諸費用:約400万円
  • 固定資産税:年15万円×50年=750万円
  • 修繕費:約500万円
  • 50年間の総支払額:約6,670万円

差額:賃貸が約2,780万円高い

ケース2:地方都市(3LDK相当)

賃貸の場合

  • 家賃:月7万円
  • 更新料:2年ごとに家賃1ヶ月分
  • 50年間の総支払額:約4,410万円

購入の場合(2,000万円の物件):

  • 頭金:200万円(10%)
  • 借入額:1,800万円
  • 金利:年1.5%(固定)
  • 返済期間:35年
  • 月々返済:約5.5万円
  • 総返済額:約2,310万円
  • 諸費用:約200万円
  • 固定資産税:年8万円×50年=400万円
  • 修繕費:約300万円
  • 50年間の総支払額:約3,410万円

差額:賃貸が約1,000万円高い

持ち家のメリット・デメリット

メリット

  1. 資産形成になる
  • ローン完済後は資産として残る
  • 売却や賃貸で収入源にできる
  • インフレヘッジになる

(続きは準備中です)