住宅
住宅購入vs賃貸どっちが得?20代が知るべき判断基準と資金計画
持ち家と賃貸、どちらが経済的に有利なのか?20代が住宅選択で後悔しないための判断基準と、それぞれのメリット・デメリットを徹底比較します。
mfaq編集部
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永遠のテーマ「持ち家vs賃貸」20代はどう考えるべき?
「家賃を払い続けるのはもったいない」「住宅ローンは人生の重荷」──持ち家派と賃貸派の議論は尽きません。特に20代にとって、この選択は今後の人生設計を大きく左右する重要な決断です。
実は、どちらが得かは一概に言えません。年収、ライフスタイル、価値観、居住地域など、様々な要因によって最適解は変わります。この記事では、20代が住宅選択で考慮すべきポイントを、具体的な数字とともに解説します。
50年間の総支払額シミュレーション
まずは、具体的な数字で比較してみましょう。
ケース1:東京23区内(3LDK相当)
賃貸の場合:
- 家賃:月15万円
- 更新料:2年ごとに家賃1ヶ月分
- 50年間の総支払額:約9,450万円
購入の場合(4,000万円の物件):
- 頭金:400万円(10%)
- 借入額:3,600万円
- 金利:年1.5%(固定)
- 返済期間:35年
- 月々返済:約11万円
- 総返済額:約4,620万円
- 諸費用:約400万円
- 固定資産税:年15万円×50年=750万円
- 修繕費:約500万円
- 50年間の総支払額:約6,670万円
差額:賃貸が約2,780万円高い
ケース2:地方都市(3LDK相当)
賃貸の場合:
- 家賃:月7万円
- 更新料:2年ごとに家賃1ヶ月分
- 50年間の総支払額:約4,410万円
購入の場合(2,000万円の物件):
- 頭金:200万円(10%)
- 借入額:1,800万円
- 金利:年1.5%(固定)
- 返済期間:35年
- 月々返済:約5.5万円
- 総返済額:約2,310万円
- 諸費用:約200万円
- 固定資産税:年8万円×50年=400万円
- 修繕費:約300万円
- 50年間の総支払額:約3,410万円
差額:賃貸が約1,000万円高い
持ち家のメリット・デメリット
メリット
- 資産形成になる
- ローン完済後は資産として残る
- 売却や賃貸で収入源にできる
- インフレヘッジになる
(続きは準備中です)